RustDesk Mac 導入手順 / 柳風サポート用サーバー 稼働中 / クライアント v1.4.9 / 社内プレビュー · 2026-08-19

Remote Support / macOS

Mac に RustDesk を入れて
自前サーバーにつなぐ

Windows では設定を埋め込んだ専用 exe を配っていますが、その仕組みは Windows 専用です。 Mac では公式の dmg をそのまま入れて、接続先サーバーを 1 回だけ手で設定します。 所要 10 分ほど、途中で管理者パスワードと Mac の再起動を 1 回求められます。

自分の Mac のチップを確認する

画面左上の アップルメニュー → このMacについて を開き、 「チップ」または「プロセッサ」の欄を見ます。Apple M1 / M2 / M3 / M4 と書かれていれば Apple シリコン、 Intel Core と書かれていれば Intel です。次の手順でダウンロードするファイルが変わります。

インストーラ(.dmg)をダウンロードする

Apple シリコン用イメージ

RustDesk 公式リリース 1.4.9(2026-07-06 公開)をこのサイトに複製したものです。改変版ではないので、 サーバー設定は次の手順で入れます。

rustdesk-1.4.9-aarch64.dmg
24.7 MB · SHA-256 f7935597b247d42c8f2a2ed71176a9f5868018cd9e1a33b8096418a668c8caf0
ダウンロード

アプリケーションフォルダに入れて起動を許可する

  1. dmg をダブルクリックで開き、RustDesk のアイコンを アプリケーション フォルダへドラッグします。
  2. アプリケーションフォルダから RustDesk を起動します。
  3. 「開発元を確認できないため開けません」と出たら、システム設定 → プライバシーとセキュリティ を開き、下のほうに出ている このまま開く をクリックしてから、もう一度起動します。

接続先サーバーを設定する

RustDesk のメイン画面で、ID の右にある ⋮ → ネットワーク を開きます。 鍵アイコンをクリックして Mac の管理者パスワードでロックを解除すると、入力できるようになります。

ID サーバー
162.43.85.197
リレーサーバー
空欄のままで構いません(自動で 21117 番を使います)
API サーバー
空欄のまま(Pro 版専用の項目です)
Key
mBcpMsKmerwdki04ZdB3tRWTPl9FCjCJRQ0lgYt6TYg=

入力したら 適用 を押します。Key は末尾の = まで含めて 1 文字も欠けないようにしてください。 ここが 1 文字でも違うと、ID は表示されるのに接続だけ失敗します。

手入力の代わりに:設定文字列を貼り付ける

同じ画面の サーバー設定をインポート は、クリップボードの設定文字列を読み取って ID と Key をまとめて入れてくれます。下のボタンでコピーしてから押してください。

==Qfi0zZZRlN0l1ZsBTUSp0QqNkR5wGUUdlU0NjQkpFNwk2akdncl12Sz1EcjJUbiojI5V2aiwiIiojIpBXYiwiIiojI5FGblJnIsIyN5EjL1gjLzQjLyYTMiojI0N3boJye

複数台まとめて入れる場合:ターミナルから

RustDesk を終了した状態で実行します。管理者パスワードを聞かれます。実行後に RustDesk を起動し直すと設定が入っています。

sudo /Applications/RustDesk.app/Contents/MacOS/RustDesk \
  --config "host=162.43.85.197,key=mBcpMsKmerwdki04ZdB3tRWTPl9FCjCJRQ0lgYt6TYg="

入った設定は ~/Library/Preferences/com.carriez.RustDesk/RustDesk2.toml で確認できます。

macOS の権限を 3 つ許可する

ここが Mac 特有の最大のつまずきどころです。アプリを入れただけでは画面も送れず操作もできません。 RustDesk が案内する設定画面か、システム設定 → プライバシーとセキュリティ から許可します。

権限これが無いと起きること
アクセシビリティ遠隔側からキーボード・マウス操作ができない(画面は見えるが動かせない)
画面収録この Mac の画面が相手に映らない(黒いまま/「画像待ち」のまま)
入力監視この Mac から相手を操作するときにキー入力が送られない
チェックを入れても警告が消えないとき

設定画面の一覧から − ボタンで RustDesk をいったん削除し、+ ボタンで アプリケーションフォルダの RustDesk を選び直します。それでも直らない場合は Mac を再起動してください。 これは RustDesk 側でも既知の挙動として案内されているものです。

つながることを確認する

  1. RustDesk のメイン画面に 9 桁の ID が表示され、その下のパスワードが読めることを確認します。
  2. ID の下あたりに「準備完了」と緑の表示が出ていれば、自前サーバーへの登録は成功しています。赤字でサーバー名が出ている場合は Key か ID サーバーの入力ミスです。
  3. ID とワンタイムパスワードをサポート担当に伝えると、こちらから接続します。常時接続を許可する場合は固定パスワードを設定してください。

うまくいかないとき

Windows と同じように、設定入りのファイルを配ることはできませんか

できません。ファイル名に host=…,key=… を埋め込む方式は RustDesk 本体の実装が Windows 版のみで有効になっており、 Mac の dmg をリネームしても読み込まれません。Mac では公式 dmg + 手順 4 の設定という組み合わせが正規のやり方です。 台数が多い場合は手順 4 のターミナル 1 行を配ってください。

ID は出るのに接続できない/「Key が違います」と出る

ほぼ Key の写し間違いです。手順 4 のコピーボタンから貼り直してください。 このサーバーは Key を知っているクライアントのみ接続できる設定(暗号化必須)で動いています。

会社のネットワークからつながらない

RustDesk は ID サーバーに 21116(TCP と UDP の両方)、中継に 21117(TCP)を使います。 社内のファイアウォールで外向き通信を絞っている場合は、この 2 つの宛先ポートを 162.43.85.197 向けに開けてもらってください。

サーバー側は 2026-08-19 時点で外部からの 21116/TCP 到達を確認済みです(海外 5 拠点中 4 拠点から応答、残り 1 拠点は経路都合のタイムアウト)。

画面が真っ黒/「画像待ち」のまま止まる

画面収録の権限が効いていないケースです。手順 5 の「−」「+」で登録し直し、Mac を再起動してから、もう一度接続してみてください。 macOS のバージョンによっては、権限を与えた直後に一度アプリを完全終了する必要があります。